昨年度のあげお産業祭で、「上尾ニューノウカーズ」の一員として新規就農者をPRした、新進気鋭の農業者「七彩(なないろ)ファーム」湯川昭祐さんを紹介します。
 数年前、上尾市民農園(アグリプラザ平塚)で家庭菜園を楽しんでいた湯川さんは、土いじりから作物が成長する過程や、自分で作ることの喜びを感じたことから本格的に農業に携わろうと、前職を辞めて農業に転職しました。手探りで農家への道を志し、市の農政課やさいたま農林振興センターなど行政機関とつながり、JAさいたまの「北足立北部明日の農業担い手育成塾」の塾生になった湯川さんは、野菜の露地栽培の研修を始め、昨年7月に「担い手塾」を卒業。農業の研修を開始してから3年目の今年5月、認定新規就農者になりました。

 現在、上尾市上平で、ニンジン、タマネギ、ナス、ピーマン、キュウリ、オクラ、ネギなどを、栽培期間中は農薬や除草剤を使わずに栽培しています。耕作地は5反(約5,000平方メートル)に拡がり、弟さんと2人で作業場を建て、ソーラーパネルによって電力を導入し、井戸からポンプで水を汲むなど、作業環境も整えてきました。井戸水が使えるようになるまでは自宅から水を運んでいたそうで、ポンプから水を出せるようになって作業が軽減しました。ただし除草剤を使わず有機肥料だけで栽培する無農薬野菜に挑戦しているため、除草作業に苦労しているそうです。

 七彩ファームの野菜は市内の「ぐるめ米ランド」と伊奈町の「四季彩館」で販売しています。今年6月から市内の小学校の学校給食でも使われることになったと喜びをみせる湯川さん。
 「無農薬野菜に挑戦してまだまだ奮闘中です。ニンジンはベータリッチという品種を栽培していて、生で食べると甘みを感じます。販売所で私の野菜を見かけたらお買い求めいただけるとうれしいです。今後は耕作地を拡げながら、慣行農業にも挑戦していきたいと思います」と、額に汗を光らせながら話す湯川さんの瞳は輝いていました。

七彩ファーム(なないろふぁーむ)
湯川昭祐(ゆかわあきひろ)
お問合せは農政課へ Tel:048-775-7384(直通)