無人航空機ドローンは、数千円の機体から売られるなど身近な道具になりましたが、屋外で利用するにはほとんどの地域で申請が必要になり、規制が厳しくなっています。ドローンを安全に飛行させ普及させることを目的として、2019年3月にDTFドローン練習広場がオープンしました。
関東最大級の屋内ドローン練習場
さまざまなドローンがあります
航空機の整備士などさまざまな整備士を経験した岸本栄一さんは、趣味が高じてドローンの民間資格団体として練習場を創立しました。奥行28m×横幅19m×高さ8mのフィールドは関東最大級の広さがあり、屋内のため天候(及び航空法の規制を)気にせず利用できます。経験者の利用料は1回2千円とリーズナブル。ドローンに興味はあるけれどまだ飛ばしたことがないという初心者には、シミュレータを使った操作方法から実際のフライトまで学べる初心者体験を約90分間5千円で受け付けています。毎週土曜夜にはS-Nightというレース会場としてフィールドを開放し、大勢のドローン愛好家が集うそうです。
毎週土曜夜に行われるS-Nightでは障害物の隙間を高速でドローンが飛行します
岸本さんは「ドローンは誰でも飛ばすことができる反面、空中で安定させ、安全に着地させるのが難しいです。安易にドローンを購入して操作するとドローンが落下や衝突をして破損しがちなので、きちんと練習を積んでから操縦しましょう。先日、お笑い芸人のハリセンボンさんがロケに来て、YouTubeチャンネルで楽しく紹介してくれました。ぜひ気軽に体験にお越しください」と話します。
また、これまで民間資格団体だった練習場は、今春より国家資格(無人航空機操縦者技能証明)の取得を目指す方に最適なライセンススクールになりました。農薬散布、建築・土木現場での施工写真撮影、屋根やインフラの点検などさまざまな分野で活用が考えられるドローン。初心者に特化した同スクールには専属のドローン操縦アドバイザーがいて、個人の技量に合わせてアドバイスをしてくれます。
ドローン操縦アドバイザー荒木啓太さん
「操縦士と整備士の資質が必要になるドローン操縦は、基礎から学ぶのが近道です。国家資格を取得すれば今までプロの操縦士に依頼していた空撮等を、自分で行え経費を節約することができます」と岸本さん。全くの未経験者から熟練者まで対応。実技講習カリキュラムや料金はコースにより異なるので詳しくはお問い合わせを。
名称 | DTFドローン練習広場・DTFライセンススクール |
場所 | 上尾市中分2-291 B棟 |
電話番号 | 048-716-3913 |
営業時間 | 練習場平日10:00~15:00 土曜日18:00~22:00 |
定休日 | 日曜日 |
リンク | 練習場HP https://www.dtf-drone-rennsyuu-hiroba-ageo.com/ 練習場Instagram https://www.instagram.com/doronlianxiguangchang/ ライセンススクールHP https://dtf-a.com/ |