11月12・13日に開催される「工業フェア」に出展する三井金属鉱業㈱さんの触媒事業部を紹介します。
三井金属鉱業(株)さんの触媒事業部は、1986年に発足しました。
もともとは隣接する総合研究所の一部門でしたが、世界中で高まる環境保護意識を背景に、ひとつの事業部として独立。主にバイクや、自動車向けの「排ガス浄化触媒」を生産しています。
「排ガス浄化触媒」は、自動車などのエンジンから排出される有害なガス(一酸化炭素、窒素酸化物など)を無害な物質(窒素、水、二酸化炭素など)に変える働きを持っています。これは、触媒に含まれるプラチナ、パラジウムなど貴金属の働きによるものです。
いまや世界中で自動車やバイクが走っていますが、それぞれの国で求められる環境規制は様々です。三井金属鉱業では、アメリカ、中国、インド、インドネシア、ベトナム、タイに拠点を設け、それぞれの国に向けた触媒を開発・製造しています。
なお、上尾にある事業所は、主に研究開発の拠点として、次世代の排ガス浄化触媒の研究開発を行っています。
名称 | 三井金属鉱業株式会社 モビリティ事業本部 触媒事業部 |
所在地 | 埼玉県上尾市上尾下1013-1 |
リンク | HP https://www.mitsui-kinzoku.com/ |