縁日の屋台などで七味唐辛子を威勢のいい啖呵売りしている風景を目にしたことは多いのではないでしょうか。上尾を拠点にソフトな口上で七味唐辛子を実演販売している七色あけぼの堂さんを紹介します。
店主の古沢真弘さんは市内で接骨院を開業する傍ら、県下唯一のプロのチンドン「あけぼの屋」代表として活動を展開しています。チンドンの遠征先で出逢った縁をきっかけに、2023年4月から七味唐辛子の調合売りを始めました。
日本独自の香辛料である七味唐辛子は、江戸時代初期、薬問屋の「やげん堀」が漢方薬をベースに開発し広めたのが発祥です。接骨院で自然治癒力を引き出す治療を行っていることから東洋の陰陽五行に基づく漢方薬に馴染み深く、またチンドンで培った経験からベースが既に形成されていた古沢さんは、七味唐辛子の口上を述べるまで時間がかからなかったそうです。
YouTuber小川力斗さんによる参考動画
調合する原料は、カプサイシンの効能がある一味唐辛子、ミカンの皮を干した陳皮、ミネラルたっぷりの青海苔、すりごま、麻の実、焙煎唐辛子、山椒で、やや大きめの粒にすることで豊かな香りを漂わせています。
「当店の七味唐辛子は辛いだけでなく強い風味が特徴で、お客様の好みにあわせて調合しています。すべて漢方薬の材料なので、いわば薬膳といえます。食事の薬味として味にアクセントを加えながら、体の免疫力を高めましょう。和食はもとより、洋食、中華、スイーツにも合いますよ」と古沢さんは人懐こい笑顔で語りました。
価格は七色小辛、中辛各1,000円、七色大辛1,200円、特製にんにく入り(小、中辛)1,200円、特製ゆず入り(小、中辛)1,200円。お買い求めはイベント会場か、オンライン販売、上尾駅西口の焼き鳥と本格焼酎の店「串まめ」へ。飲食店との提携や、イベント出店も受け付け中。お問い合わせはSNSのメッセージ機能やLINE公式アカウントへ。
名称 | 七色あけぼの堂(東京七味唐辛子) |
場所 | 上尾市二ツ宮1134−45(古沢接骨院) イベント出店場所と日時はSNSで確認ください |
リンク | Instagram https://www.instagram.com/rainbowmagic2023/ Facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100090627461955 LINE https://lin.ee/GTz5L5E メルカリ https://mercari-shops.com/shops/aFK3Jz9Qeg2NWUv6MUVYXW |