【上尾アイデアクラブ】　「アイデアグランプリ　IN　あげお」の応募を今年も受け付けています

　毎日の生活で「このようなものがあれば便利！」と思うことはありませんか？　専門的技術や知識を持たなくても、アイデアひとつで解決できることが身の回りにはたくさんあります。アイデアを形にする団体、上尾アイデアクラブさんをご紹介します。
　エコグッズ、家庭用品、衣料品、レジャー用品、防災用品、健康・介護など、身近なグッズのアイデアを募る上尾アイデアクラブは平成９年に発足。あげお工業フェア（あげお産業祭）内では「アイデアグランプリ　IN　あげお」を開催し、試作品を展示してきました。

　日伸産業株式会社の代表取締役・河原塚透さんは、同クラブの会長を長年務めてきました。自らもアイデアマンの河原塚さんは自社開発製品にも取り組んでおり、健康や医療に役立つ製品の開発販売も行っています。そのひとつ「与薬カレンダーカート」（特許出願中）は、多忙な臨床現場で服用の重複、飲み残し、飲み忘れが起きないよう患者ごとの様々な服用パターンに対応ができる２段ポケットの付いたシートが連なり、与薬準備をする看護師・薬剤師の負担軽減に役立っています。

　また「足指力（そくしりょく）計測器 チェッカーくん」（特許登録済）は、足の親指と人差し指でセンサー部分を挟んで足指力を数値化し、下肢筋力の指標としてリハビリに生かされています。

　「アイデアグランプリ　IN　あげお」には全国からアイデアが寄せられ、毎回約１００作品の応募があります。第24回となる今年も11月に開催されるあげお工業フェア（あげお産業祭）で試作品の展示が予定されています。応募締切は令和５年９月30日。詳細はホームページをご覧ください。商品化を目指して、あなたもチャレンジしてみませんか！